12月26日(木) アッシジ二日目

 この日は夕方フィレンツェへ移動するため、例によってホテルをチェックアウトして荷物を預けた。最初に向かったのは、前日バスからホテルに向かう途中で見かけたカテドラル(大聖堂)。ここは聖フランシスコ、聖キアラが洗礼を受けた場所だそうだ。

聖フランシスコが洗礼を受けたというカテドラル。内部の撮影は不許可であったが、美しかった。 入口両側の動物の像が不気味である。

 続いて、町の北側、坂を上ってロッカ・マジョレ(大きい城)へ向かった。アッシジは他の多くのイタリアの町と同様、町の周囲を城壁で囲っており、その守りの拠点のひとつがこのロッカ・マジョレである。城の主要部分は補修中で入ることが出来なかったが、城壁の先端にある塔に登ることが出来た。ここからの眺めは最高だった。

中世の城、ロッカ・マジョーレ(大きい城)。主要部は補修中で入れない。 左端の見張り塔には入ることが出来た。

見張り塔へ続く、城壁内通路。頭をぶつけそう。 見張り塔よりはるか下の聖フランシスコ教会を望む。

このあたりは綺麗に残っている。 城壁の連なる先にあるロッカ・ミノーレ(小さい城)

 いくつかの古い小さな教会を覗きながら聖フランシスコ教会に向かった。今日は隅々まで中を見ることが出来、聖フランシスコの墓も見ることが出来た。この教会も内部の写真撮影は禁止である。フラッシュ撮影だけでなく、一切の写真撮影が禁止である理由は、恐らく絵葉書やガイドブック販売による教会の維持予算の確保にあるのだろう。

坂を降りる途中にあった小さな教会。 長い歴史を感じさせる造りと、質素な内装が好ましい。

昼間の聖フランシスコ教会。 聖フランシスコ教会の中庭。下側の教会は内装も美しく残っていたが、上側の教会は地震の際にフレスコ画を中心にかなり被害を受けたそうだ。

 再び土産物屋を荒らしながらホテルで荷物を拾い、ポルタ・ヌオヴァ(新しい門)にあるバス停(フェルマータ・ブス)へ向かった。切符は途中のタバキ(タバコ屋)で購入。ここは先日降りたバス停よりバス道上で駅に近い側にあり、ホテルからは少し遠いが、荷物を引きずりながらほぼ平坦な道でたどり着けた。

ポルタ・ヌオヴァから街の外に出る。 フェルマータ・ブスにてバスを待つ。

 駅に着いて時刻表を調べると、発車時刻まで間があったので、駅のBARでカプチーノやココアを飲んで時間をつぶした。今回のは指定席券で無いので、駅の構内にある黄色い刻印機で切符に日付と時刻を打ち込んだ。これをしないで社内の検札で見つかると罰金を払わされるらしい。フィレンツェへの列車は各駅停車で、2時間以上かかってフィレンツェSMN(サンタ・マリア・ノヴェッリ)駅についた。ホテルまでは徒歩で10分程度であるものの、既に周囲は暗く、大荷物を抱え、道も判りにくそうだったのでタクシーを使うことにした。

駅のバールで時間つぶし。 フィレンツェへは各駅停車。

 ホテルは駅よりも南西側の、アルノ川に近いところにあり、人通りが少なくやや寂しい場所であった(特に夜は)。チェックイン後、フロントで近くのトラットリアを聞いて訪ねていったが、運悪くその内二つはクリスマス休業中で、残る一つは45分待ちと言われた。子供を早く寝かせたかったので、もう少し歩いてみたら別のピッツァリアが見つかった。そこは混んでいたがすぐに席につくことが出来た。パスタの他、いくつかピザを注文したが、皆おいしかった。

人通りが少なく、夜来ると寂しいホテル周辺。 おいしかったピッツァ・ディアブロ。

 

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