バイクアイコンDAYTONA BIKEWEEKツーリング

 デイトナビーチでは、春と秋にバイク乗りの祭典がある。前回行ったのは秋の祭典、BIKETOBERFESTという方であるが、今回はより規模が大きいというバイクウィークに行ってみた。実は今年のバイクウィークは、先週の金曜日、2月28日から今度の日曜3月9日までの10日間であるが、今回は前回乗れなかったバイクの試乗に挑戦しようということで、この試乗はバイクウィークの後半(除く最終日)であることもあって、金曜日に休みを取った。

 問題は着ていく服装。気温は昼間すでに80度F(27℃)を越える予想だが、一方、降水確率40%である。防水のジャケットは蒸し暑くて着ていられないがメッシュのジャケットは雨が降ればどうしようもない。結局、メッシュジャケットにジーンズとして、別途雨具をバッグに詰めた。

 休日でもないので当然一人で行く積りであったが、隣(ハーレー乗り)も行くので声をかけてくれと女房に伝言していた。朝8時半頃、出撃準備完了したので、お隣のドアをノックしたところ、しばらくしてから寝起きの奥様が出てこられて、今起きたところだから後1時間はかかるとのこと。結局見捨てて一人で行くことにした。

 道は当然の様に、前回開発済みの、国道17/92号から州道46号、州道415号という下道コースである。道沿いの牧場の牛や馬を横目に見ながら順調に10時にはインターナショナル・スピードウェイに到着。日差しは強く、メッシュジャケットで正解であった。

 バイクウィークの中心地は橋を渡ったデイトナの海岸近くのメイン・ストリートであるが、今回の個人的な目玉であるバイクの試乗はインターナショナル・スピードウェイでやっている。駐車は無料であるが大混雑。しかしバイク用のスペースは難なく確保できた。車だと大変だろう。最初に訪れたのがヤマハのブース。何とオフロード車でジャンプのデモをしている。近くで見ると目もくらむような高さまでジャンプしている。ところが肝心のデモライドの受付に行ってみると、既にスポーツタイプの受付は全て一杯で、アメリカンタイプのみが残っているという。諦めて次へ向かう。

デモのジャンプ。ジャンプ台を使って2台のオフ車が派手な演技を続けていた。 レース仕様のバイク。多分YZF-R6。

 次に訪れたのはホンダのブース。VTX(アメリカンタイプ)とゴールドウィングのどちらにするかと聞かれ、迷わずゴールドウィングに決めた。11時に指定場所に集合するように指示を受けた。時間があったので、うろうろしていると、くじ引きをやっていたので早速参加。ビニール製のピラッとしたパスホルダーが当たる人が殆どの中、何とCBR600RRとDaytona2003のロゴ入りのキャップをゲット。やったね。

ホンダの試乗受付場所。受付開始が朝の8時、最終試乗は午後1時になっていた。 去年レースで大活躍していたRC211V。5気筒なのが面白い。 ラッキーにもゲットしたCBR600RRのキャップ。

 11時に指定場所に行くと、ピックアップトラックの牽引するトラムに乗せられ、スピードウェイの反対側にある試乗場所へと連れて行かれた。ちなみに、試乗するのに必要なのは、免許(当然)の他に、ヘルメット、手袋、くるぶしまである靴(ブーツ)、ゴーグル(私はフルフェースなので不要)、長袖、長ズボンといったところ。試乗場所にはずらりとデモ用のバイクが並んでいる。インストラクターから試乗時の注意(危険行為をするな、交通規則を守れ、等)を受け、ゴールドウィングに乗車。私の試乗したのはオレンジ色である。一度に8人が試乗し、最初と最後にインストラクターが付いた。

トラムに乗って試乗場所へ。 ずらりと並んだゴールドウィング。圧倒的な重量感! またがったところで一枚撮ってもらった。

 試乗コースは、スピードウェイに隣接した飛行場の周りを中心とした、一般道。時速60-70マイル(97-113キロ)と結構インストラクターは飛ばしていく後を、千鳥の列で付いて行く。1832CC、水平対向6気筒のエンジンの加速は良好、あっという間に速度は上がっているが、しっかりした風防のおかげで高速でも楽であり、また、安定している。カーブでも360キロもある重量を感じさせず、ひらりひらりと曲がってくれる。試乗車はABS付であったが、重量車であるにも関わらず、特にABSを効かさずともしっかりしたブレーキのフィーリング(今、乗っているCB750Kのブレーキがヤワなのだが)。約30分の試乗であったが、これだけでひとつのツーリングという感じで、大変に楽しめた。200万円というお値段から購入する可能性はゼロであるが。

試乗記念にもらったピン。

 続いてカワサキのブースへ。スポーツタイプは全て予約で一杯だったが、ゴールドウィングと似たタイプのボイジャーを午後2時前で予約。まだ2時間先なので、スズキのブースへ。こちらも予約で一杯だったが、キャンセル待ちでVシュトロムを申し込む。Vシュトロムはデュアルパーパスよりのオンロードバイクという感じで、一度乗ってみたかったのだ。ここで、クイズをやっていたので参加。鈴木と漢字で書かれたキャップを見せて、何と書いてあるかと聞く。皆さん、「ハヤブサ?」「カタナ?」なんていっている内に指名されて、「スズキ!」。意味を尋ねられ、「ベルとトリーだ」と答えると、二問正解としてTシャツを2枚ももらってしまった。日本人として簡単すぎて申し訳なし!ちゃんともらって帰ったが。次の問題なんて、「スズキがいつからレースに参加したのか」とかマニアックになっていて全然答えられそうも無かったのに。

スズキのレースバイク、GSX600R。去年は藤沢選手が乗って活躍していた。 試乗のキャンセル待ちを申し込んだVシュトロム。

クイズでもらった景品。開けてみると… SUZUKIのロゴ入りのTシャツが。

 そうこうしている内に、ぱらぱら雨が降り始めた。これは駄目かとも思いつつ、BMWのブースへ行ってみた。今頃来ても試乗は出来ないよと一蹴された。やはり試乗するためには朝7時過ぎぐらいに来ないと駄目なようだ。ビューエルの試乗とトライアンフのボンヌヴィルの試乗の予約を入れたが、結局それから雷雨となり、午後の試乗は全て出来なかった。

 雨が上がるのを待つ間、カワサキのブースでバイクにまたがらせてもらった。ZZR-1200は思っていたよりも立った姿勢で乗れることが判った。とは言え、腰に負担は来るであろうが。他に良さそうだと思ったのはツーリングバイクのコンコース。ボイジャーをもう一回り小柄にした感じだが1000CC、価格も8200ドルと手頃。ただ、日本では発売していないようである。日常用には非常に良さそうなのに何故?

雑誌の表紙に!なったようなお遊び写真。

 3時過ぎにやっと雨も上がったので、メインストリートに向かった。歩道に並んでいるバイクの間に駐輪しようと苦労していると、歩いているバイカーが後ろから引っ張って手伝ってくれる。サンクス。

歩道にずらりと並んだバイク。 タンク等のエアブラシによる塗装が美しい。 カスタムのバイクも多かった。

 雨上がりなので、ポンチョや上着を着ている人が多かったのは残念!?

雨上がりなので上着を着ている人が多い。 レインギアをしっかり着込んでいる。

 そんな中、酒場のお姉さんたちは派手であった。

チャップスの後ろから除くショートパンツのお尻を歩道に向けて振ってサービスしていたお姉さん。 ジョークの偽乳をつけていたお婆さん。一瞬ドキッ。 ショートパンツにチャップスという格好の人が多かった。

酒場の二階からは通り過ぎるバイクに歓声が投げられていた。 酒場の奥ではロックバンドの演奏が真っ盛り。 バイクが当たるくじの発売もあちこちで見られた。

 夜にかけて更に盛り上がるということで名残は惜しかったが、下の子の誕生日なので、記念のTシャツを買って帰路に着く。給油した後、エンジンをかけようとすると、あれっ、セルモータが回らない!バッテリーが上がっている!昨日、バッテリーに満充電されていることを確認したのに。恐らく、激しい雨で、どこか漏電したのであろう。チェックポイントは、ライトを取り替えたときに、外に出た配線である。とりあえず押しがけで何とかエンジンをかけた。帰り道は大渋滞。信号待ちをしているうちにまたエンジンが停止!右折待ちのレーンで必死に押しがけして何とか事なきを得たが、その後は停まるたびにエンジンをあおって、間違ってもエンジンが止まらないように気を遣いながら帰った。

 雨で試乗が十分に出来なかったのは残念であったが、楽しいツーリングだった。

 

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